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「第2回周産期急変対応セミナー」

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「第2回周産期急変対応セミナー」

10月17日(日)に「第2回周産期急変対応セミナー」が、千葉大学医学部附属病院において千葉大学周産期母性科とNPO法人千葉医師研修支援ネットワークの共催で行われました。参加者は計18名で、内訳は臨床研修医6名、看護系学生3名、助産師7名、看護師2名でした。

ALSOやNCPRの講習内容に準じたレクチャーの後、最新のワイアレス分娩シミュレーター”Noelle”や”新生児シミュレーター”HAL”を使ったワークショップで実技学習を行いました。今回は第1回の症例シナリオに「妊婦の心肺蘇生」が加わり、実技学習の内容はますます充実し臨場感もさらに増してきました。前回と同様に、参加者からは肯定的な評価をいただくことができました。

今回のインストラクター陣は、産婦人科医師1名、シミュレーションセンター管理者1名、救急部医師1名、看護学部教員2名、手術部看護師1名、産婦人科研修医1名、麻酔科研修医1名の計8名で構成されていました。それぞれバックグラウンドは異なるものの、産科救急医療の向上にシミュレーション学習は不可欠であるという共通認識を持つ仲間です。今後このメンバーがコアとなり、本セミナー活動が千葉大学から千葉県内へ、やがて全国へと広まっていくことを思い描いております。

 

開催者代表 千葉大学周産期母性科 長田久夫

 

<プログラム>

13:00-13:05 開会挨拶 オリエンテーション

13:05-14:05 レクチャー(第1講堂)<各20分>

ALSO (産科救急公認コース)の講習内容に準じたレクチャー

1. 内科的合併症  講師:臼井いづみ

2. 補助経腟分娩  講師:計良和範

NCPR (新生児蘇生公認コース)の講習内容に準じたレクチャー

1. 人工呼吸と胸骨圧迫まで  講師:長田久夫

14:05-14:10 休憩

14:10-14:55 シミュレーション学習 <各15分>

(シミュレーションセンター、2グループに分かれて)

1. ノエルを使ったシナリオ演習その1 1回目

インストラクター:臼井、坂上、計良、淀川、小澤

第2回1

2. ハルを使ったシナリオ演習

インストラクター:長田、加古

2-2

3. ノエルを使ったシナリオ演習その1 2回目

インストラクター:臼井、坂上、計良、淀川、小澤

2-3

14:55-15:00 休憩

15:00-15:40 レクチャー(第1講堂)<各20分>

ALSO (産科救急公認コース)の講習内容に準じたレクチャー

3. 産後大出血   講師:淀川祐紀

4. 妊婦蘇生    講師:加古訓之

15:40-16:15 シミュレーション学習

(シミュレーションセンター、2グループに分かれて)

1. ノエルを使ったシナリオ演習その2 1回目 <20分>

インストラクター:臼井、坂上、計良、淀川、小澤

 

2-4

2. レサシアンを使ったシナリオ演習 <15分>

インストラクター:加古、計良、淀川、高鹿

2-5

16:15-16:20 休憩

16:20-16:40 シミュレーション学習

(シミュレーションセンター、2グループに分かれて)

3. ノエルを使ったシナリオ演習その2 2回目 <20分>

インストラクター:臼井、坂上、計良、淀川、小澤

16:40-17:00 総括


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”周産期救命救急医療において、多職種によるチームワークを最重視し、シミュレーションを基盤とする教育方法を開発し、その効果を科学的に検証する”