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「第3回周産期急変対応セミナー」

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「第3回周産期急変対応セミナー」

2月26日(日)に「第3回周産期急変対応セミナー」が、千葉大学医学部附属病院クリニカル・スキルズセンターにおいて、千葉大学周産期母性科とNPO法人千葉医師研修支援ネットワークの共催で行われました。参加者は計24名で、内訳は初期研修医8名、後期研修医5名、医師2名、助産師9名でした。

ALSOの講習内容に準じた講義の後、最新のワイアレス分娩シミュレーター”Noelle”をはじめとする各種シミュレーターを使ったワークショップで実技学習を行いました。今回のテーマは、内科合併症、補助経腟分娩、肩甲難産、産後大出血、妊婦蘇生と盛りだくさんな内容でした。タイトなスケジュールでしたが、参加者からは高い評価をいただくことができました。

レクチャー、ワークステーションに引き続き、今回の目玉である解説講演「千葉大学病院での産科危機的出血への対応 “コードむらさき” プロジェクト」が、当科の生水教授と田中医師によって行われました。講演部分についてはオープン参加で、近隣の産科施設、消防局、輸血部などからもお集まりいただき、参加者は総勢70名以上に達しました。当科若手医師からなる「劇団むらさき」によるデモンストレーション「“コードむらさき” 発動」も飛び出し、大盛り上がりのうち終了となりました。

なお本セミナー内容は、NTTコミュニケーションの方々のご協力のもと完全収録されており、教材用に編集し一部は近日中に当科HP上にアップする予定ですので、どうぞお楽しみにしてください。

 

開催者代表 千葉大学周産期母性科 長田久夫

 

<プログラム>

10:00 AM – 10:15 AM(レクチャー室1)

レクチャー① 内科合併症

10:15 AM – 10:35 AM

レクチャー② 補助経腟分娩

10:35 AM – 10:55

レクチャー③ 肩甲難産

10:55 AM – 11:15 AM

レクチャー④ 産後大出血

11:15 AM – 11:30 AM

レクチャー⑤ 妊婦蘇生

11:30 AM – 0:10 PM

昼食,集合写真撮影

3-1

0:10 PM – 1:20 PM

Group1(シミュレーション室)

ワークステーション①④

高血圧-急速遂娩-産後大出血(ノエル使用)

3-2

3-3

Group2(レクチャー室2)

ワークステーション② 補助経腟分娩     (骨盤模型使用) ワークステーション③ 肩甲難産(骨盤模型使用)

ワークステーション⑤ 妊婦蘇生(レサシアン使用)

3-4

3-5

1:30PM – 2:40 PM

Group2(シミュレーション室)

ワークステーション①④

高血圧-急速遂娩-産後大出血(ノエル使用)

Group1(レクチャー室2)

ワークステーション② 補助経腟分娩     (骨盤模型使用)

ワークステーション③ 肩甲難産(骨盤模型使用)

ワークステーション⑤ 妊婦蘇生(レサシアン使用)

3:00 PM – 3:50 PM (メインホール)

解説講演 「産科危機的出血への対応」

千葉大学大学院医学研究院生殖機能病態学

生水 真紀夫

3-6

 

3:50 PM – 4:20 PM (メインホール)

解説講演 「“コードむらさき” プロジェクト」

千葉大学大学院医学部附属病院周産期母性科

田中 宏一

3-7

4:20 PM – 4:40 PM  (メインホール)

デモンストレーション 「“コードむらさき” 発動」

4:40 PM – 5:00 PM  (メインホール)

質疑応答

17:10 PM –

懇親会 (ひがし棟11階 ヴァンセーヌ)


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”周産期救命救急医療において、多職種によるチームワークを最重視し、シミュレーションを基盤とする教育方法を開発し、その効果を科学的に検証する”